こんにちは、doona Japanのayanoです。わが社の強制バケーション 1号から明けてきました!
強制バケーションとは
なにそれ?って感じですよね?
実は、弊社は毎年1月に社長と年間目標と達成するための行動目標を決めるのですが、今年はそれに付け加え、長期休暇プランを全員提出させられました。5日以上の連続休暇をとるよう、年間カレンダーに記載し、社長が各部門とかぶらないように調整して、各自に了承され戻ってきたわけです。
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目的としては、毎日を突発の仕事に振り回されて、クリエイティブな仕事を後回しにしていないか?という 各自への問いかけ、という意図もあるかと思います。
長期休暇を取るためには、事前の準備や各部門との共有事項など、下準備が必要です。そういう仕事の仕方を実践を通して、ブラッシュアップしていけ、という意図だと私は理解しております。
コロナは想定外だなー
とはいえ、1月時点では、このタイミングで第4波がきてるなんて、想定外だし、2週間も前に梅雨入りするなんて、聞いてないわー。
私は5月17日から21日まで、バケーション申請してましたが、思いっきり緊急事態宣言 真っ最中。 旅行の予定は吹っ飛び、どこにもであるけない状況です。
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なので、ちょこちょこ仕事をしながらの、強制バケーションという名の有給消化です。正直、毎年、何日も有給を破棄しているし、代休もとれていなかったので、仕事を自宅で少しづつすすめながら、リフレッシュすることに切り替えました。
勉強会に参加する
普段は参加できない勉強会に参加してみました。
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といっても仕事の勉強会ではなくて、まったく趣味の世界です。私、コロナが蔓延して、どこにも出歩けなったとき、一人で近所の山に登って気分転換していました。すごく年配の方がシャキシャキ歩いているのを見て、もうちょっと欲張って登ってみたいなーって思うようになりました。
ただ、私のまわりには登山が趣味の友達はいないし、学生ノリの山の会にはちょっと入れないし、と言って、1人で登るには、あまりにも初心者で知識がないなーって躊躇しているときに、きちんと研修を行ってくれる会を紹介されました。
コンパスで地図を読む方法や、ロープワークなどの勉強会も開催されていましたが、平日の夕方だったりするので、なかなか普段は参加することができません。
この機会に、2つの勉強会に参加してみました。
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気象予報士による山の天気の見方
1つは、気象予報士の資格を持った講師による、山岳天気の読み方講座です。
とはいえ、正直 高層天気図は、私のような新参者にはチンプンカンプンですが、まずどんな意図で、どんな目的のために、気象庁が作成しているかだけでも、知っているか知らないかで大きく変わってきます。
今年のGWは山岳遭難で26人の方が亡くなっております。
TVのニュースでも大々的に報じてた、八ヶ岳の3名のパーティ全員が亡くなったニュースは衝撃でした。しかし、当日の高層天気図などを見ながら、当時の八ヶ岳の稜線では、どんな状況だったのか、解説を聞くと、正直私のような初心者はついつい麓の天気予報を基に山行を決めてしまいますが、とても危険なことだと理解できました。
もちろん、お亡くなりになった方やご家族の方は本当に気の毒で、もう時間をもとに戻すことはできませんが、せめて私たちが、事例を正しく理解して、あらゆるリスクを想定し、山や自然に向き合う事が大切です。
岩壁通過訓練
なにそれーって感じですよね。1年前の私だったら、何が楽しいの?って思います・・・・
どんなに整備された登山道でも、突然の気象の変化や自然災害によって、危険な通過を強いられる場合があります。その際には、自分の身体をハーネスやロープなどで安全な箇所に固定し、滑落のリスクを軽減し通過することを目的とした、ロープワークと実際に自分で作った簡易ハーネスで岩壁を通過する訓練を机上と実技で受けてきました。
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実際私も 御在所に行った際に、いきなりヒョウに振られ、鎖場ですごい風にあおられました。身体の下から風にあおられると、女性の身体だと、ふわっと浮き上がってしまいます。その際も、打ち付けるヒョウと、岩壁からあおられる強風で、しばらく私は動けなくなってしまいました。
ロープで身体が固定されているだけで安心できる。
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小柄な女性だと、稜線上の風速10mでも転ぶ危険があります。実際に、私もステップアップした山に登る際には知識があるに越したことはないな、と感じていたので、どうせどこにも行けない、強制バケーション中なら、未来のバケーションのために。
でも、青あざだらけの私の身体をみた娘たちが、ママ何が楽しいの?もうやめた方がいいんじゃない?そのうち死んじゃうんじゃない?って心配しております・・・
いやいや、本番で心配させないための訓練ですから!
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そんなこんなで、第一回目の強制バケーションは、勉強会参加と、妹や母とのランチなどで5日間が終わりました。
次回は、アイキャッチ画像のように、本当のバケーションを報告できるように、コロナの蔓延が落ち着ていることを祈っています。
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