伝統芸能について

チームスタッフの日常 3月 15, 2019 No Comments

こんにちは doona Japanのayanoです。

先日ブログの中でも2019年の自分のテーマをシェアしたのですが、

今年は

<心を震わす体験>に、

自分の時間や、お金や、労力を使おうと思っています。

そんな中、生れて初めて 雅楽のコンサートに行ってきました。

母がもともと能や狂言好きで、何度か狂言を観に行くことはありましたが、

雅楽はCDできいたことがあるだけの知識でした。

私も初めて知ったのですが、雅楽とは、1200年以上の歴史をもち、日本古来の儀式音楽や舞踊に、仏教伝来の飛鳥時代から中国大陸や朝鮮半島から伝えられた音楽や舞がミックスし、独自に日本様式に整えられた音楽です。

奈良時代、平安時代から、宮廷や神社での儀式の際に盛んに演奏されました。

当日は演奏だけでなく、解説もあったので、非常に分かりやすくて面白かったです。

そもそも聖徳太子の時代から舞われている演奏ってすごくないですか?

それも口述で脈々と今日まで伝えられているって、ちょっと感動しますよ。

ただ、私があまり造詣が深くないため、演奏の面白さという意味では微妙でした。

そもそも雅楽というものが、一般の人に開放されたのが、

ごくごく最近だからなのではないかと思います。

たとえば、能は狂言は室町時代に武士の教養として、

歌舞伎は江戸時代に庶民の娯楽として、

それぞれ 伝統芸能として日本に生れてから、

時代の流れとともに栄枯盛衰をくり返し、今日まできました。

最近の歌舞伎役者さんや狂言役者さんは現代劇でも活躍なさっています。

新たな挑戦により、もともとの古典芸能を磨きあげていく。

何百年も続く、古典芸能を守るために、生き残り続けるために模索し続けること。

芸というのは、やはり観客がいて、その観客が芸によって心を震わせることで、進化し続けるのではないかと私は考えます。

雅楽のような日本最古の音楽を、絶対になくさないためにも、

歌舞伎のように、たくさんの人に観ていただける機会や挑戦をしていって欲しいと思いました。

というわけで、あすは母の大好きな狂言とオペラの融合劇を観に行きます。

オペラはモーツァルトの<フィガロの結婚>

楽しみです!!

doona

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