こんにちは doona Japan の ayanoです。
昨晩は気持ちよくふっかふかのベッドで就寝。
そして朝9時にdoonaのデザイナー Yoavのパパがホテルにお迎えに。
なんとYoavのパパはプロのツアーガイドなんです。
そんんでもって、日曜日はまだdoonaチームがケルンなので、一足先にイスラエル入りした私のために
エルサレムに連れて行ってくれるんです。
嬉しい!
でも、本当は一日で回る場所じゃないから、一日しかないっていったら
なんなんだー、そりゃイントロダクションだけだなーって言われちゃいました。
駆け足で回るから、忘れないように、日本から旧約聖書の解説本までちゃっかり持ち込みましたよー。
エルサレムには高速を使ってテレアビブから45分くらいかな。でもテレアビブの街中は渋滞がすごいから、時間と曜日によるかも。
高速道路はこんな感じ。
行きはスイスイでした。
途中、パパさんが抜け道を知ってるから、ぎりぎりまで高速使って、手前で迂回路を使っていましたよ。
まずは、エルサレム旧市街の北東にあるスコープス山。
途中 ヘブライ大学のキャンパスを横切ります。
ヘブライ大学で初めて教壇にたったのは、相対性理論で有名なアインシュタイン。
当日は少しけぶっていたので、ヨルダンの国境はみえませんでしたが、晴れた日は、くっきりとヨルダンがみえるそうです。
その後オリーブの丘に移動し、ケデロンの谷を見下ろす。
奥に黄金に輝く岩のドームが見えます。
手前はユダヤ教徒のお墓、そしてその奥が、イスラム教徒、そちらさらに周辺にはキリスト教徒のお墓が点在しています。
この日はユダヤ教徒の有名なラビの式典だったらしく、すごーい正装したユダヤ教徒が集まっていて、ちょっと感動。
聖墳墓教会
イエスが十字架に磔にされて処刑されたゴルゴダの丘。
そしてその丘と言われているところに建つのが、聖墳墓教会。
ここでイエスは息を引き取り、マリアが亡骸を受け取ったとされます。だからすごい人で身動きできないくらいの殉教者でした。
イエスの亡骸に香油を塗ったとされる、大理石の板の上ではみんながそこにオリーブオイルを垂らして、自分のスカーフやショールに油をしみこませていました。
4つのシナゴーグ
旧市街のシナゴーグ
その敷石に歴史が刻まれています。
敷石の種類が違うのがわかりますか?
古びて、削れて丸みを帯びている敷石はエジプトのローマ時代が終わった頃、3-4世紀ごろのものです。
実はエルサレムを整備した、1977年の工事の際に実在する通路の下に、フロアが隠れており、比較的近年に見つかった敷石なんです。
C.E3世紀の敷石ってすごいですよね。
こんな時代に石畳という概念があったことが、文化や知能の高さを感じます。
旧市街地では市場を楽しみました。
さすが食料自給率100%のイスラエル。
一番のフルーツやナッツもすごく種類が豊富です。
イスラエルは農業にもITを徹底的に活用しており狭い農地で以下に効率良く、そして美味しい作物を育てるかを研究しており、日本の農業家たちも、よく勉強のため見学にきています。
あんな狭くて、水の少ない国なのに、自国の食料を自給するだけでなく、他国に輸出までしているんです。
左側のケーキみたいなものは、ごまをペーストにしたデザートです。
本当にこちらはヘルシーな食べ物が多いので、ドイツから入国すると食事が超美味しい!!
そしてYoavのパパが私に美味しいスパイスを選んでくれています。
そして旧市街の超ローカルレストラン。
やー、正直 よくわかんないけど、5皿くらいパパが選んでくれたけど、正直全部美味しい。
なんか日本となじむというか、お肉食べるけど、野菜も必ず一緒に入っている。
野菜はサラダしかないっていう国だと、だんだん辛くなるじゃないですか?
特にドイツは野菜ってサラダか芋だし・・・
定番のファラフェルにフムスを添えたものから
焼き団子やこの赤いのは名前がわからないけど、大根のようなものの中に肉団子が入っていて甘酸っぱい味で、めちゃくちゃ私は好きです。
絶対自分ではオーダーできないから、すごく良い経験でした。
最後はちゃっかり、
裏門から入ったゲッセマネの園のオリーブの木
昔はオリーブの木が一面に生えていましたが今では8本のみ。
そしてこの木は、イエスがよく礼拝をしていたといわれ、最後の晩餐の後にもここで祈りをささげたといわれております。
私、正直、旧約聖書って日本の昔話のようなファンタジーに近いものなのかなってなんとなく思っていたのですが、
正直、こうやって自分の生きる現世に現存していることに、単純に深い感動を覚えずにいられませんでした。
守衛さんに挨拶して、日本から来てるから、ちょっと見せてよ!ってパパが言って、
裏門からこにょこにょって入って写真撮っちゃいました。(笑)