坐禅体験@永平寺

チームスタッフの日常 6月 24, 2019 No Comments

こんにちは doona Japan のayanoです。

週末の金曜に、曹洞宗の大本山である福井県の永平寺に行ってまいりました。

今回は実は長女の高校のPTA行事の一つで、父母のバスツアーが組まれるということでしたので、興味深々 参加してきました。

実は私、神社やお寺に行くのが大好きで、永平寺は個人的に過去何度も行っていますが、今回は雲水さんたちと同じ修行の作法で昼食をいただき、坐禅体験と説法が聞けるとう、初体験をさせていただきました。

神社やお寺が好きといっても、実は歴史や建築に詳しいわけではなく、その佇まいがまとう神聖な空間を感じるのが好きなのです。

特に午前中の神社やお寺って、すごく神聖な気持ちしかそこに集まっていないと思いませんか?

悪い事をしてやろう、とか憎しみや邪念、怨念を持ちながら、朝露に濡れる神社やお寺に来る人はいませんよね。

だから、空間もそこに集う人の魂もみなクリーンで気持ちいい。

特に心や身体が疲れているときは、ひたひたと空気に癒されるような。

先週 あべのハルカスにリキトライクの商品説明に行ったかえりも、実は日本仏法最初の官寺の四天王寺に参拝してまいりました。

推古天皇時代に聖徳太子が建設した寺ですが、当時は宗派というものがなかったので、宗派にこだわらない和宗総本山ということでも、特長があります。

当日は朝 八時に名古屋インターを出発して、11時半に永平寺へ。

本来 雲水さんたちはお昼は

一汁一菜の中食というものをとるそうですが、

私たちはかなり豪華なお昼でした。

しかし、殺生を許さないお食事ということで、お味噌汁の出汁も、昆布のみ。

煮物は野菜と高野豆腐。

そして永平寺名物のごま豆腐などなど。

そして食事も修行の一つなので、お食事ができるまでにたずさわった方々の労力に感謝し、

そして自分自身がその労力をいただく価値のある人間なのか、

食事をしながら向き合う時間のため、一切音をたててたり、

口を開いたりしてはいけません。

30分近くかけて、ゆっくりゆっくり噛み締めてお食事をするなんて、正直、忘れていました。

ランチなんて、毎日、作業みたいに流し込んで、仕事に戻る。

もしくは 食べながらPC打ってる・・・思えばひどい食事だなー・・・反省。

食事のあとは、坐禅を30分体験しました。

正式な姿勢は、私には難しかったので、片足はたたみについたままでしたが、本来は両方の足をふとももの上にのせるそうです。

ダルマみたいにころがりそうになっていたら、校長先生が<無理しないで!>だって

坐禅て目をつぶってはいけないって知っていました?

NYでも流行ってる 瞑想(メディテーション) 

アップルのスティーブ・ジョブスも瞑想を日常に取りこんでいましたが、

眠るのでなもなく、考え事をするのでもなく、自分とひたすら向きあう。

これ結構 難しいです。

考え事をしだしたり、眠気を感じると上体が少し前かがみになるそうです。

そうした場合 警策(キョウサク)をいただき、坐禅に集中します。

5人くらい警策をいただいている方がいらっしゃいました。

説法のあと、雲水さんの案内で境内を観覧していると、初夏の日差しの中、たくさんの雲水さんが草むしりをしておりました。

大学を卒業して1年半から2年ぐらいみなさんこちらで修行をされるそうです。

私たちの案内をしてくださった雲水さんも、ここにきて3カ月で15kgも痩せたと言っていました。

何もかも十分に満たされて育った現代っ子にとっては、さぞ辛い修行だと思いますが、

長い人生の中で、ふつうの人は体験しない貴重な時間だと思うので、頑張ってね、

と応援する気持ちでいっぱいになって帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

doona

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください