こんにちは doona Japan の ayanoです。
来週は文化の日です。
文化的な日常 過ごしていますか?
実は私、初歌舞伎を経験いたしました。
実は2018年4月に新劇場となって、はじめての御園座になります。
名古屋は、「三座」のうち、名鉄ホール、中日劇場が閉鎖され、コンサートも名古屋飛ばしにあったりして、なんだか文化的教養が枯渇してる場所なのかしら。
なんとなく、歌舞伎って敷居の高いイメージがあって、行くなら詳しい人と一緒に行きたいと思っておりました。
今回名古屋に中村獅童さんがいらっしゃるときいて、ぜひ、行きたい!
もともと、台風19号が上陸した12日に母とチケットをとっておりましたが、急遽キャンセル。
その後、社内の獅童さんファン、miyukiさんをお誘いしていたのですが、運悪く体調不良で御一緒できず。
このままでは、獅童さんに観ずに、名古屋公演が終わってしまううううう
ダメ元で、御園座に千秋楽で席が取れるかきいてみたら、おひとり様ってことで、
なんと花道の横が空いてるっていうではありませんか!!
これは、行くしかない!
わたくしは吉例 顔見世の午後の部を観に行きました。
正直 おひとり様だったこともあり、かなり身構えていたのですが、意外に女性のおひとり様 たくさんいらっしゃいました。
母の影響で、能や狂言何度か見に行ってるのですが、
正直、歌舞伎のほうが、全然わかりやすいです!!
すごくお勧め。
言葉も能ほど固くないから、だいだい話している内容わかります。
さらに、舞台の作りこみがきっちりしている。
能楽堂での能や狂言は、いろいろなものを見立てて演じるので、見る人間の創造力が必要ですが、歌舞伎は舞台をかなり作りこんでいるので、なにもしなくても、すっとストーリーに入っていけます。
もちろん、私が観たのは、わりと歌舞伎の中でも初心者向けの簡単なものだったと思いますが、ふつうの観劇と同じでした。
それよりも、すごく一体感があって、お値段以上です。
もちろんハコが小さいから、チケットも高額になってしまいますが、そもそもハコが小さいってことは、それだけ近くで演者が見えるってことなんです。
細かい皺や、額に浮いた汗、そして目じりに光る涙まで。
すごい近いんですよ。
特に花道なんて、目の前を演者が行ったり来たり。
もちろん、劇団四季や宝塚も素晴らしいけど、この近さで演者を見られるのは、歌舞伎の醍醐味かも。
さらに、私が心奪われたのは 絶妙なタイミングで入る大向こうの声。
この声がまた、なんという艶っぽくて、たまらないイケボなんですわ。
え?だれ?今の声の人、誰?みたいな感じ。
確かに私は今回花道の横をえらんだので、お高いチケットになりましたが、2階席を選べば、ふつうのコンサートより安いですし、正直あの一体感でこの値段なら全然コスパがいいと思いました。
そう、今回の目的は中村獅童さんを観ること。
実は中村獅童さん、ドゥーナを息子さんに使ってくださって、そのご縁でお人柄に触れる機会もあり、なんて素敵な人なんだろうって大好きになってしまいました。
ご連絡いただく際、いつも非常にご丁寧な言葉に、きっとお仕事の上でもスタッフの方に、お気づかいのある言葉をかけていらっしゃるのだろうなーって思わせる方です。
今回、舞台終了後、少しだけ、楽屋ご挨拶させていただきましたが、その際にも、すごく気に入って、海外行く時はいつもドゥーナを使ってくださっているそうです。
ハワイに毎回持っていくし、サンフランシスコやパリ公演の時にもドゥーナが活躍したよ、って言ってもらえて、天にも昇っちゃう。