こんにちは、doona Japanのayanoです。
実は昨年から少しづつ、熊野古道の伊勢路を歩いております。
なぜ熊野古道か
そもそもなんで熊野古道を歩くのかというと、おととし、イスラエルのエルサレムに行った際に巡礼の旅 いわゆるジーザストレイルをしている人をみて、なんとなくいいな、と思ったことがきっかけです。
もともと考えるときに歩く癖がある私は、昔の人が神様へ魂の浄化を願いながら歩いた道を、令和の時代に歩けるなんて、ロマンティックではないでしょうか?
友人や娘たちの冷笑を受けながら、少しづつのんびり歩き始めたのは、昨年コロナの自粛明け、10月ごろ。
熊野古道のルート
熊野田辺から本宮をつなぐ、「中辺路」が1番一般的なルートです。平安時代から皇族の通るルートとして、貴族の道と言われています。
本宮と高野山を結ぶ「小辺路」は1000m級の山越えが何度も必要な、かなり厳しい修行のコースになります。
私の歩いている「伊勢路」は伊勢神宮と熊野三山を結ぶルートになり、江戸から伊勢神宮を参り、そのまま熊野詣でに行く、庶民の道として、江戸時代にはたくさんの人が利用したルートになります。
伊勢路の見どころ
有名なところでは、ツヅラト峠や馬越峠の石畳や、鬼の見晴台と呼ばれる鬼ケ城、日本神話 神々の母である、イザナミノミコトが眠る 世界遺産 花の窟神社など、見所も満載です。
伊勢神宮から170km
今回 踏破を目指しているので、伊勢神宮からキッチリスタートして歩き始めました。伊勢路は行程が170kmの長距離です。
最初の方こそ、住宅街ばかりで全然テンションがあがりませんでしたが、ようやく、残り98kmまでたどり着き、ツヅラト峠の石畳を超えてきました。
ツヅラト峠のアクセス
ツアーじゃなくて個人で歩く場合は、アクセスが一番の懸念事項ですね。ただ、伊勢路については、有名な峠などには、登山口周辺にいくつか駐車場があるので、車を置いて峠を越えることができます。
ツヅラト峠の登山口に、狭いですが駐車場がありました。地元の方も、活用している様子でしたし、私は9時頃に現地に着きましたが十分スペースは空いていました。
電車の方は梅ケ谷駅で降りて、登り口まで3km程度歩く必要があります。ツヅラト峠を超えて、志子集落側にたどり着いたら、2kmくらいあるいて、紀伊長島駅から電車に乗ります。
ただし、登山中に出会ったご夫婦曰く、電車は1時間に2本あるかないか、なので、結構待ちますよ、と言われました。
有名な石畳は、ツヅラト峠を超えて、志子登り口から400m手前くらいからなので、かなり終着点に近いところにあたります。
私はアスファルトの道を歩くのが好きではないので、ツヅラト峠を往復してもとの駐車場まで戻ってくることにしました。
せっかくの世界遺産のルートなので、森の中を抜ける景色と頂上からみる紀伊の海を堪能して帰ってきました。
ワーケーションにも最適
実は和歌山県自体、ワーケーションのサービスメユーを充実させており、もし会社がワーケーションを認めているなら、ワーケーションしながら熊野古道を歩くことも可能です。
私も実は、中辺路のほうを歩く際は、ワーケーションしながら歩きたいなと考えています。尾鷲くらいまでは、名古屋から日帰りでもがんばれそうですが、できれば、こんなに環境が整っているなら、ワーケーションを体験してみたいですよね。