出生数86万人に衝撃!

チームスタッフの日常 12月 28, 2019 No Comments

こんにちは、doona Japanのayano です。

2019 出生数

先日の厚生労働省が発表した今年の出生数に、社内でもどよめきが・・・

毎年、この時期になると厚生労働省の発表が、社内でも共有されるので、2016年に100万人を割った時も、どよめきが走りましたが、正直もっと静かな恐怖に感じます。

今後、日本は急速な人口減少を余儀なく体験することになり、ドイツやフランスが経験した人口減少の3倍のスピードで進むため、世界中が日本の動向に注力しているといわれています。

出生数をあげるためには?

子供を持つ女性のキャリア維持に関しては、正直単純にポストを維持するだけでは難しいと思います。

私が前職で勤めていた商社では、まだまだ育児しながらキャリアを維持するには、社内環境的にも、私の意識的にも難しい状況でした。

そもそも、育児しながら働いている女性は、パートさんしか存在していませんでした。

現職についた時も、やはり、育児しながら働いている女性はパートさんのみ。

当時私も時短勤務で入ったのですが、ありがたいことに、社員として雇用したいと言われたときに、嬉し反面、当時の私の育児環境では、周りに迷惑をかけしてまうのでは、一旦はお断りしました。

環境によって仕事を継続できた

正直、育児をしながら、社員として、仕事をしている人がいないので、そもそもイメージがつかない・・・

とはいえ、そんな私を社員としてうけいれてくれた現職の社長には、本当に感謝しています。

お迎えの時間までに仕事が終わらず、一旦お迎えに行って、会社に子供を連れてきて、社長に子守をお願いし、カリカリ仕事を終わらせていました。

そういう意味で、私はその時代の女性より、恵まれた環境でお仕事させていただいたと思います。

JKになった今でも、娘たちは社長室で遊んでもらったことを、よく覚えています。

だから今日まで育児もキャリアも諦めず、仕事を続けることができました。

だからこそ、社内スタッフには、<長く勤めてほしいから、家庭に無理をさせるな>、と都度 伝えるようにしています。

お母さんて、どうしても子供や家庭にひづみができると、罪悪感を持ってしまいがち。

あなた一人の家庭でも、あなた一人の子供でもないよ、って言われても、

お母さんってそういうものなのです。

だからこそ、<申し訳ない>って子供に感じそうになったら、一旦家庭のほうに向くっていうのもアリと思います。

また、そういうことが許される環境があると、キャリアか育児かで悩む必要もなくなると思います。

ただ、会社の生産性が低いと、スタッフ全員が疲弊しているから、それをなかなかゆるせる雰囲気にならない。

そのためには、日本も1人当たりの生産性をヨーロッパの先進国レベルまであげる必要があります。

日本はドイツのGDPより上回っていますが、1人あたりでは下回っています。

このまま人口減少が続くと、論理的には、現在の生活水準を維持するにはさらなる長時間勤務が必要になります。

育児は未来の人材育成

だからこそ、やはり、長時間労働でなく、アイデアやチーム力で、生産性をあげることができる未来の人材育成という意味で、育児はとても大きな社会的意義をもちます。

私がまだ上の子2歳、下の子新生児の育児をしている、専業主婦時代に、バリキャリで証券会社で働いていた同級生に言われたのが、

「あなたたちは子供を育てて社会貢献してるから、私はバリバリ稼いで納税で社会に貢献するから!」

やだ、めっちゃかっこいいーて、思いました。

同じ女性でも、子供がいる人、いない人、なにかで社会に貢献しているという認識があるだけで、人は周りの目を気にせず、

自分の求められる役割を全うできるんだな、と強く感じました。

子供を育てることが、大それた事ではなく、就学や就職と同じように、人間のライフサイクルの中の一つのイベントとして、受け止められるといいなーっと個人的に思いました。

doona

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